2021年1月23日(土)に公開予定だった新劇場版エヴァンゲリオンの完結編となる「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」がコロナの影響により公開延期となり話題になっています!
エヴァンゲリオン公式サイトでは公開時期は安心して映画を観られる時期を慎重に検討中とありますので、コロナによる緊急事態宣言が収束する頃には観る事ができるのではないでしょうか。
ではその公開延期となった新劇場版最新作にして完結編の「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」はいったいどういう内容になるのか気になる所ですよね。
とにかくこのエヴァンゲリオンのストーリーは理解が難しくて意味がわからん!という方もかなりいらっしゃるのではないかと思われます。
だけども見ちゃう!
それがエヴァンゲリオンなんでしょうけども…。
という事で今回の記事ではまだ映画公開前の「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」はどういう内容になるのか考察してみたいと思います!
エヴァンゲリオンの映画を見る順番は?簡単な解説も!
では、まず「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」の考察に入る前にこれまでのエヴァンゲリオンの数々の作品の見る順番をチェックしていきたいと思います。
やはり「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」の考察をする上でこういう順番でエヴァンゲリオンの作品は展開しているだという事を踏まえた方が、より理解できると思います。
ではエヴァンゲリオンの作品の見る順番を見ていきましょう!
- 1995年:アニメ版1話~26話
- 1997年:劇場版「Air/まごごろを、君に」
- 2007年:新劇場版「序」(1.0)
- 2009年:新劇場版「破」(2.0)
- 2012年:新劇場版「Q」(3.0)
- 2021年公開予定:「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」(3.0+1.0)
とこういう順番になります。
ここで簡単に作品の解説をしてみたいと思います。
まず、1997年公開の劇場版「Air/まごころを、君に」はアニメ版の25話と26話を作り直した作品になっています。
アニメ版の25話と26話があまりにもダークな内容だった為、炎上しその2話を映画として作り直したという訳です。
ですが、リメイクした劇場版「Air/まごごろを、君に」も誰がどう見てもバッドエンドだったのです。
この状況に釈然としないエヴァのファンの方は多々いたのではないかと思われます。
ですがその後も、その世界観や映像の凄さからエヴァンゲリオンは伝説の作品としてファンの中に生き続ける事になります。
しかし劇場版「Air/まごごろを、君に」で終わりかと思ったら、10年後の2007年に庵野秀明監督がもう一度エヴァンゲリオンを作り直すと発表します。
その庵野秀明監督の発表ではこれから作る新劇場版は単純なリメイクではなくリビルド(再構築)だと打ち出しました。
そして2007年に新劇場版「序」が公開されます。
こちらの「序」はアニメ版の前半とほぼ同じで画質がかなり美しくリメイクされていました。
そして「序」から2年後の2009年に新劇場版「破」が公開されます。
「破」は「序」と違っていて、アニメ版とかなり内容が変わっていました。所どころ変わっているだけではなくさらに面白さが加わっていました。
そして「破」から3年後の2012年に新劇場版「Q」が公開されます。
内容はというと「破」以上に変化していました。
エヴァンゲリオン新劇場版は当初、「序」と「破」と「Q+?」の3部作と言われていました。
しかし「Q」を見ると未完に終わっており「?」の部分は描かれていませんでした。
で、続きはエヴァンゲリオン最新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」となる訳です。
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では次からは「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」はどういう映画になるのか考察していきたいと思います。
シン・エヴァンゲリオン劇場版:||の内容を考察!
では、「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」はどのような作品になるのか考察に入りたいと思います。
まずアニメ版と比較してアニメ版のどこからの話しになるのか?
その点に関しては「Q」の終わりを見ると…。
- 全ての使徒を倒している
- 渚カヲルがいない状態
- 綾波レイは空っぽになっている状態
内容は大分アニメ版と違ってはいるのですが、こういう状態なので「Q」はアニメ版第24話くらいまでの話しになっていると言えます。
なので「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」はアニメ版的には25話・26話からの話しになると言えます。
その事を踏まえて「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」はどういう作品になるのか考察していきたいと思います。
ポイントになるのはタイトルです。
新劇場版のタイトルには
- 新劇場版「序」(1.0)
- 新劇場版「破」(2.0)
- 新劇場版「Q」(3.0)
このように(1.0)、(2.0)、(3.0)という数字が付随していました。
最新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」はどうかというと、当初はFinal(ファイナル)と書かれていました。
しかしその後書き換えられ(3.0+1.0)になりました。
この(3.0+1.0)が何を意味するのか?そしてそれこそが「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」がどういう作品なのかを理解する上で重要なポイントになるのではないかと思います。
この(3.0+1.0)が何を意味するのかについては諸説あります。
- 「Q」の続きが見れてその後何かが始まる(スタンダードに)
- 「Q」の続きが見れてその後戻る(アニメ版をリビルドしたように)
- 「Q」の続きが見れて、その(1.0)は「Q」とは区切られていて、そこから新たな何かが始まるのではないか
3番目の説について言うと、「Q」は2012年に元々120分の映画だと公表されていたが実際は大幅に短くなって公開されました。
「Q」は恐らく120分でAパート、Bパート、Cパート、Dパートの4つに分かれていたが、何らかの事情でDパートを外してA~Cパートで放映時間を短くして公開されたという説があるんです。
その「Q」で描かれているのはアニメ版でいう所の24話くらいまでであり、その後の25話と26話が見れていない状態なんです。
なので「Q」をそこで終わらせたのは、何かもう1つ描きたかったものがあるからなのではないかと言われています。
だから(3.0+1.0)の意味は”そこで何かを終わらせて新たな何かを始める“なのではないかと言われているんです。
その説をさらに裏付ける説があります。
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」のタイトルの中にある記号(:Ⅱ)は音符でリピート記号なんですがその意味は
“一度だけ決められた場所に戻る、二度目はそのまま次へ進む”
という意味なんです。
エヴァンゲリオンは一度アニメ版から新劇場版に戻っています。
なので今回の「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」からは戻らずに新たに何かが始まるという意味になるんです。
タイトルを見てもこれまでは「新劇場版」でしたが、最新作は「シン・エヴァンゲリオン劇場版」である事を考えても「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」からはこれまでのエヴァンゲリオンの話しとは違う新たな物語が展開されるのではないかと予想される訳です。
さらにその説を裏付ける説があります。
それは監督やスタッフ等の制作スタッフの若返りなんです。
「Q」まではそれまでの制作に関わってきたレジェンドと言っていいようなスタッフが制作してきました。
しかし「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」からは若いスタッフがチームに加わり制作しているんです。
そういう動きから制作スタッフの若返りをしたがっているのが窺えます。
「破」の時のインタビューで庵野秀明監督は
「エヴァンゲリオンというのはガンダムのように若い人間が違うシリーズとして作り続けられるようになるべきなんじゃないかという構想がある」
と話されているんです。
ガンダムは初代ガンダムをベースにシリーズ化して違う監督やスタッフが作り続けています。
庵野秀明監督はそのガンダムのようにエヴァンゲリオンというベースを元にいろんな人が作り変えてシリーズ化できるようにして庵野秀明監督の手を離れてもエヴァンゲリオンは生き続ける状態にしたいようです。
エヴァンゲリオンに永遠の命を吹き込むという事が庵野秀明監督の狙いだとしたら、「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」の話しの内容にもその庵野秀明監督の狙いが反映されると思われます。
恐らく「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」はエヴァンゲリオンの本筋のストーリーとは別に庵野秀明監督の狙いを実現させるような作りになっていくのではないかと思われます。
ここまで「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」がどういう作品になるのか考察してきましたが、いずれにしても、これまではバッドエンドだったので視聴者としてはそろそろハッピーエンドを見てみたいという想いもあるでしょうから、その辺を制作スタッフがどう見るかという所もあるでしょうね。
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」はいったいどんな作品となって私達の前に現れるのか楽しみです!
シン・エヴァンゲリオン劇場版:||の内容を考察!見る順番や簡単な解説も!まとめ
今回の記事では「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」がどういう作品になるのか考察してみました。
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とにかくエヴァンゲリオンは内容が難しく理解するのが困難です。
このページでもいろいろな説や考察を述べましたがそれが合っているのかどうかは分かりません。
それを含めてエヴァンゲリオンなんだと思います。
なんか訳が分からないけど面白い。
果たして庵野秀明監督の構想通りエヴァンゲリオンはこの先シリーズ化していくのかというのも楽しみな所です。
とにかく「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」は今年中には公開になるでしょうから、みんなで楽しみに待ちましょう!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
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