東京オリンピック卓球女子日本代表でシングルス、団体、混合ダブルスでの出場が決まっている、現在卓球女子日本代表のエースといえる伊藤美誠選手。
2016年のリオオリンピックでは団体で銅メダルを獲得をしており今回の東京オリンピックでは水谷隼選手とのミックスダブルスで念願の金メダルを獲得しました!
おめでとうございます!
その伊藤美誠選手の両親は2011~2012年頃(伊藤選手が11歳~12歳ころ)に離婚をしており、それからは母親の伊藤美乃りさんの女手一つで育てられています。
女手一つで子育てをし、その子がオリンピック金メダリストにまで上り詰めたというのは凄いことですよね。
ではその伊藤美誠選手を育てた母親の伊藤美乃りさんとはどんな人なのでしょうか?
現在の仕事やメダリストを育てた教育方針など気になりますよね!
ということで今回の記事では伊藤美誠選手の母親である伊藤美乃りさんがどんな人なのかご紹介したいと思います!
伊藤美誠の母親はどんな人?年齢や仕事・卓球の実力は?
ではまず伊藤美乃りさんのプロフィールを見ていきたいと思います!
- 名前:伊藤美乃り(いとう みのり)
- 出身地:静岡県磐田市
- 生年月日:1975年12月17日(2021年7月現在45歳)
- 保有資格:卓球上級者コーチ、ボディケア一級、
- モットー:「中途半端ではなく、頂点を目指す」「何歳だろうと、やるからには本気でやる」
伊藤美乃りさんは静岡県磐田市出身で中学生の時から卓球をはじめています。
高校時代には
- インターハイ
- 全日本学生卓球選手権大会
短大では
- 全日本大学総合卓球選手権大会(インカレ)
に出場経験があります。
美乃りさんは短大卒業後も社会人のクラブチームに所属し活躍しています。
この卓球の経歴を見ると美乃りさんの卓球の腕前が相当高いものだったことが分かりますよね。
さらに同い年の男性と結婚し、2000年10月に長女の美誠さんを出産し横浜で暮らしています。
その後、伊藤美誠さんが2歳の終わり頃卓球に興味をもち
「卓球がやりたい」
と言い出してから、美誠さんの卓球の環境を整えるため美乃りさんの実家がある静岡県磐田市に自宅を新築し移り住みます。
その磐田市の自宅で鬼母による訓練の日々が2010年まで続いたそうです。
その後2011~2012年頃に離婚。
磐田市の自宅のローンは旦那さんが払っていたが、支払い困難になり旦那さんは2013年夏に自己破産することに。
磐田市の自宅は美乃りさんがなんとか資金を工面して買い取ったそうです。
その後、伊藤美誠さんの中学校進学に合わせて磐田市から大阪市に引っ越しています。
2011年頃からは美誠さんが参加する国際大会などに帯同し全面サポートしています。
なので美乃りさんの職業は娘である美誠さんのサポートということになると思います。
朝から晩まで練習と試合!朝ごはんも私が担当することに。いつもケアしてくれているマッサーやトレーナーさんが今回体育館に入れないので、美誠が帰ってからケア。スタッフは私同様、朝4時に寝て、朝7時に起きる生活です。さぁ!美誠!頑張れっっっ!!! pic.twitter.com/t6yS606BKK
— MAMA (@mimaminori) July 26, 2021
2012年ころからは美誠さんが国際大会などで優勝するなど結果が出るとともに高額な優勝賞金も獲得していたので、美誠さんが結果を出せば出すほど生活は安定していったのではないかと思います。
美乃りさんは磐田市の住宅ローンの支払いの資金を工面して買い取っているが、それは恐らく美誠さんの優勝賞金から出ているのではないかと思われます。
親子二人三脚でマイホームをゲットしたということですね(^^)
伊藤美乃りさんのモットーが
- 「中途半端ではなく、頂点を目指す」
- 「何歳だろうと、やるからには本気でやる」
ということで、伊藤美誠選手が2歳のころ卓球をやりたいと言い出してからは鬼母となって美誠さんの卓球の訓練に人生を捧げてきました。
磐田市や大阪市に引っ越したのも美誠さんの卓球の腕を上げるためでした。
ここまでの伊藤美乃りさんの人生を見ると卓球と娘である美誠さん中心の人生であることが分かりますね。
では次はオリンピック金メダリストにまで上り詰めた伊藤美誠選手ををどのように育てたのか?美乃りさんの教育方法を見ていきたいと思います!
伊藤美誠の母親はどんな人?教育方針が激ヤバ?
ではここではオリンピック金メダリストにまで上り詰めた伊藤美誠選手を育てた教育方法を見ていきたいと思います!
スパルタな訓練の実態とは?
伊藤美乃りさんは磐田市の新築の自宅で伊藤美誠さんと猛特訓の日々を送っているが、それは具体的にはどういう感じだったのでしょうか?一例を挙げると……。
- 1日最低7時間は訓練していた
- 訓練中美誠さんがお手洗いで寝ていることがあるそうで3分以上出てこない時はトイレの戸をドンドン叩く
とにかく訓練中の二人は異常というか、親族でも入り込めない鬼気迫るものがあったそうです。
美乃りさんは美誠さんが泣いたり喚いたりしても動じず甘やかすようなことはしなかったそうです。
「わが子の才能を伸ばすためには、子供に媚びないことも大事」
と語っており、子供である美誠さんと対等に接している感じがしますね。
しかし訓練が終わると優しいママに戻るのだそうです。
美誠さんを思いっきり抱きしめて
- 「大好きだよ」
- 「愛しているよ」
と言葉をかけ娘の労をねぎらうそうです。
この辺悪い言い方をすると「アメとムチ」の指導方法のような気もしますが、結果としてオリンピック金メダリストにまで上り詰めたのですからその指導方法は良かったといえるのではないかと思います😄
伊藤美乃りの教育指導のポイントは?
今回、伊藤美乃りさんの教育指導方法を調べていてその一番のポイントは
- 自主性・能動性
だと思いました。
伊藤美誠さんが2歳のときに「卓球がやりたい」と言い出したのは美誠さんが卓球に興味を持ち楽しそうだからやってみたいという能動的な思いから出てきた言葉です。
伊藤美誠さんがオリンピックメダリストにまで成長できた背景にはこの誰に押し付けられたのではなく、自分がやりたいからやったという自主性や能動性があったからなのではないかと思いました。
その自主性や能動性を基本的に持たせながら指導したことが美乃りさんの指導方法の一番重要な点なのではないかと思います。
一日最低7時間は訓練をするというのも、美誠さんが納得するまでとことんやらせた結果のようです。
美乃りさんは美誠さんから何か相談されればアドバイスはすると言います。しかし
「最終的には本人に決断させる。こうしたい、ああしたいという願望や目標も、本人に声に出させるといいと思います。」
と語っており全ては美誠さんが判断し決めるということを大事にしているのが分かります。
この自主性や能動性が伊藤美誠さんがオリンピック金メダリストにまで成長できた1つの大きな要因だとするならば、それは子育てをするうえで大いに参考になるのではないでしょうか😄
伊藤美誠の母親はどんな人?年齢や仕事は?教育方針が激ヤバ?まとめ
今回の記事では伊藤美誠選手の母親である伊藤美乃りさんがどんな人なのかご紹介してみました。
伊藤美乃りさんは「子供が夢を確実に叶える方法〜そのために親がすべき29のこと〜」という著書を出版しています。
この書籍の中には美乃りさんの子育てや教育方針が載っているのですがいくつか面白い内容をご紹介してみたいと思います。
- 夢の種は妊娠中に蒔く
- 子供に努力をさせたければ、 まずは親が努力する
- お金の管理は小学生から自分でやらせる
- 失敗することはラッキーであると教える
- 反抗期は、 まず肯定! 最終的には笑い飛ばす
- 成長段階に応じた親子の距離感を保つ
- 他者の注意はポジティブなアドバイスに変換する
- “夢”を妨げない恋愛は大推奨
上記の教育方針の中でも
- 「失敗することはラッキーであると教える」
というのは面白いと思いました。
物は考えようで「失敗」した理由などを分析することでさらに成長できるチャンスになると考えれば「失敗」は「失敗」でなくなるというんです。
とてもポジティブな考え方で素晴らしいですよね!
伊藤美誠さんがオリンピックメダリストになれた背景にはこの伊藤美乃りさんの教育方針があったからというのは間違いないでしょうね。
東京オリンピックでは果たしてメダルがいくつ獲得できるのか注目したいと思います😄
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
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