高梨沙羅のスーツ規定違反失格騒動は中国の陰謀?諸説検証してみた!

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高梨沙羅

北京冬季オリンピックのスキージャンプ混合団体に出場した高梨沙羅選手がスーツ規定違反により失格になった騒動が話題になっています!

 

今回のスキージャンプ混合団体で失格処分を受けたのは高梨選手だけではなくドイツ、オーストリア、ノルウェーなど4か国計5名の失格者を出しました。

この失格処分について

  • 失格者の数の多さ
  • 失格処分を受けた選手たちはメダルを狙える強豪国の選手たちばかりだった

ということもあり何者かの陰謀なのではないかという噂が出ているのです。

しかもネット上をみるとその陰謀には諸説あります。

なんと北京五輪の開催国である中国の陰謀なんていう説まであるのです。

 

ということで今回の記事では高梨沙羅さんのスーツ規定違反失格騒動の陰謀について諸説検証していきたいと思います!

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高梨沙羅のスーツ規定違反失格騒動は中国の陰謀?諸説検証してみた!

ではここではスーツ規定違反失格騒動における陰謀論の諸説をいくつか見ていきたいと思います!

 

①怨恨説

この怨恨説は北京五輪のスキージャンプ混合団体でマテリアルコントロール(道具の規定チェック)を担当したアガ・ボンチフスカ氏による仕返しだという説です。

アガ・ポンチフスカ

※アガ・ボンチフスカ氏の画像

アガ・ボンチフスカ氏の恨みからくる仕返しということなんですが、なぜボンチフスカ氏はそのような恨みを持つようになったのでしょうか?

その理由としては……。

過去に日本、ドイツ、オーストリア、ノルウェーの選手がメーカーから最新のシューズを提供され、ボンチフスカ氏の母国ポーランドには提供されない状態で試合をしたことがあったそうです。

その時結果としてポーランドは結果を出せませんでした。

そのことに怒りを感じたボンチフスカ氏は国際スキー連盟に日本、ドイツ、オーストリア、ノルウェーの選手を失格にするよう要求したが却下されたそうです。

その出来事に恨みを持っていたボンチフスカ氏が北京五輪という大舞台でその4か国の選手を検査対象者に指定して失格にしたというのです。

 

ではボンチフスカ氏が検査対象者に選んだ選手をどうやって失格にしたのか?

その方法は男性審判員であるフィンランド人のミカ・ユッカラ氏主導で検査を行ったことで達成しました。

ミカ・ユッカラ

※ミカ・ユッカラ氏の画像

このミカ・ユッカラ氏はとても厳しい検査をすることで有名で北京五輪においてもこれまでしたことのないやり方で検査をしたそうです。

高梨沙羅選手もその点について

「今までと測り方が違った」

という話をしています。

 

もしこのボンチフスカ氏による「怨恨説」が真相だとするならば、それは絶対にあってはならないことだと思います。

誰かのちょっとした憤りや不満がオリンピックに人生をかけている選手たちを潰してしまうなんてことはあってはならないと思いますよね。

②国際連盟による独占回避説

続いての陰謀はFIS(国際スキー連盟)による「独占回避説」です。

 

これはどういうことかというと……。

騒動があったスキージャンプ混合団体は北京五輪から採用された新種目なんです。

FISとしてはより多くの国にスキー競技を普及させたいという思惑があります。

その点でスキー強豪国が例年通り順当にメダルを獲得されるのは運営側としてはかなりいただけない状況でした。

 

このFISの状況と似た例がITTF(国際卓球連盟)にもあります。

卓球というと中国が強いことで有名ですが、オリンピックにおいてもメダルをすべて中国が独占するなど圧倒的な強さを見せていました。

もちろんFIS同様、多くの国に卓球を普及させたい国際卓球連盟にとってはこの中国の1強状態は喜ばしいものではありません。

なので東京オリンピックにおいては新種目の男女混合ダブルスで日本の水谷・伊藤ペアが金メダルを獲得したことで国際連盟の役員の方が胸を撫で下したといわれているんです。

 

その卓球同様、スキー競技の世界でも競技の普及のため強豪国以外の国にメダルを獲得してもらいたいという思いがあるようなんです。

で、今回の北京五輪ではその強豪国の選手たちがスーツ規定違反で失格になったものだから、国際連盟による陰謀説が浮上したようです。

もちろん真相は分かりませんが運営団体の思惑で選手が失格させられるなんてことはあってはならないことですよね。

③中国説

続いての陰謀は北京オリンピックのホスト国である中国への忖度を理由とする「中国説」です。

 

今回の北京オリンピックではスキージャンプ混合団体でのスーツ規定違反失格騒動以外にも不可解な判定がいくつもありました。

不可解判定①スピードスケート

  • ショートトラック男子1000メートル準決勝1組における韓国のファン・デホンの失格処分
  • ショートトラック男子1000メートル準決勝2組において韓国のイ・ジュンソの失格処分
  • ショートトラック男子1000メートル決勝においてハンガリーのシャオリンサンドル・リュウが失格処分

これにより結果として中国の選手が金メダル、銀メダルを獲得しています。

不可解判定②スノーボード

平野歩夢選手が金メダルを獲得したスノーボードの男子ハーフパイプ決勝においても不可解な判定はありました。

それはハーフパイプ決勝における平野歩夢選手の2本目で起きました。

平野選手は「トリプルコーク1440」や1440を3度も入れる人類史上最高難度のルーティンを完璧に決めたかのように思えたが、点は予想外の91.75点。しかし3本目で大逆転を演じ金メダルを獲得しています。

平野選手はこの2本目の判定に

「点数は納得いっていなかったけど、怒りが自分の中でうまく表現できた」

とコメントしています。

 

このように北京オリンピックでは不可解な判定があり、この他にも不正と思われるようなジャッジがたくさんあるのです。

その点についてネット上の声をみると……。

このように北京オリンピックにおける中国の不正を嘆く声がたくさん見られました。

 

高梨選手のスーツ規定違反失格騒動が中国の陰謀なのかどうかの真相はもちろん分かりませんが、一定数の人が中国に対する不信感を持っているということは事実のようです。

高梨沙羅のスーツ規定違反失格騒動の真相とは?陰謀論を考察してみた!

ここまで北京オリンピックにおけるスーツ規定違反失格騒動の陰謀論をいくつか見てきましたが、ここからは筆者がそのことを踏まえて陰謀の諸説について考察してみたいと思います!

 

まず結論からいうとスーツ規定違反失格騒動の陰謀論の諸説あるなかで一番有力だと思われるのが「怨恨説」です。

なぜ「怨恨説」が一番有力なのか?

ここからはその根拠を説明したいきたいと思います。

 

高梨選手のスーツ規定違反失格騒動についてテレビやネットなどさまざまなメディアが報道しています。

その報道の中で今回の騒動の関係者がコメントしています。

さまざまな立場の人が今回の件についてコメントしていて、その中でどうにも腑に落ちないコメントがありました。

それは陰謀疑惑がもたれている判定員ミカ・ユッカラ氏の前任者ジョセフ・グラッツァー氏の発言なんです。

ジョセフ・グラッツァー氏は今回の北京五輪でのミカ・ユッカラ氏について

  • 「あれは大失敗だ。ユッカラはある日突然、すべてを変えてコントロールしようとして、仕事を違った形で行おうとしている印象がある。僕にとって、今の彼は試合場に立つべき人間ではない。ミスがあったんだ」
  • 「大失敗だ。私の考えでは、彼はスポーツ勘に欠ける。今のポジションには適任ではないと思っている」

と批判しているのです。

ミカ・ユッカラ氏が厳しい測定で有名だったとしても別におかしな点がなければここまで批判されることはないと思うんですよね。

しかし前任者のジョセフ・グラッツァー氏は「仕事を違った形で行おうとしている印象がある」と批判しているのである。

そのジョセフ・グラッツァー氏の発言にはミカ・ユッカラ氏には恣意的な行動がありそれを問題視していると言っているように聞こえます。

そしてその「恣意的な行動」はボンチフスカ氏の恨みに端を発しているのではないかと。

仮にそうだとすると、その他の関係者の発言も辻褄があうんですよね。

なので筆者としては関係者のコメントの整合性という点から「怨恨説」が一番有力なのではないかと思ったわけなのです。

 

みなさんはどう思われたでしょうか?

高梨沙羅のスーツ規定違反失格騒動は中国の陰謀?諸説検証してみた!まとめ

今回の記事では高梨沙羅さんのスーツ規定違反失格騒動の陰謀について諸説検証してみました。

 

高梨選手は北京五輪におけるスーツ規定違反騒動によって失格処分を受け、それは何者かの陰謀なのではないかと噂されています。

もちろんその噂の真相は分かっていません。

高梨選手は自身のインスタに今回の件について

「私が言える立場ではない事は重々承知の上で言わせていただけるなら、
どうかスキージャンプとゆう素晴らしい競技が混乱ではなく選手やチーム同士が純粋に喜び合える場であってほしいと心から願います。」

とコメントしています。

この高梨選手のコメントを見ると今回のスーツ規定違反騒動には何かこれまでの常識では考えられない圧力がかかっていたのかなと想像してしまいます。

もちろん真相は分かっていないんですが、高梨選手の言葉にもあるようにスポーツは競技する選手たちに喜びを与えるような存在であってほしいですよね。

 

それでは最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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